今回はカスタマイズしたffmpegをコンパイル(ビルド)をしてみようという内容です。
ここのサイトを参考にさせて頂きました。
前からffmpegをwindows用にコンパイル(ビルド)をしようとしていたがなかなかうまく行き詰っていました。
今までは、Windowsにmingw32の環境を構築してやってみたのだが、実行速度が遅くあまり良くなかった。
今回思いついた方法が、Linuxでコンパイル(ビルド)をすることだった。
今回はそのLinuxでコンパイルするやり方を紹介します。
Linuxデビュストリューション(Linuxの種類)はたくさんあるが、mingwの環境の設定のしやすいFedoraを使うことにします。
新たにパソコンを用意したり、今使っているパソコンにパティーション分割をして入れるのは大変なので、仮想マシンを使ってその中にFedoraをインストールしました。
仮想マシンはVMware PlayerやOracle VM VirtualBox、VirtualPCなどがあります。
!仮想マシンのインストールにはかなりの容量とPCのスペックが必要です!
仮想マシンHDDの最低でも4GB
私は、VirtualBoxが好きなのでVirtualBoxにしました。
VirtualBoxは窓の杜からでもダウンロードできます。
URL:http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hardcust/virtualpc/
VirtualBoxのインストールは次へ次へとやっていくだけです。
途中警告の画面が出ますが、特に気にしなくて次へ。
インストールが終われば、下記のような画面が出てきます。
(初期状態では左側の枠には何も表示されません。)
仮想マシンの作成時には新規をクリック
次へ
名前は適当に
ここではFedoraとします。
(Fedoraと入力するとOSタイプを自動的にFedora向きに調整します。)
メモリも自動的に調整してくれるので次へ
(必要があれば調整します。)
ここでは仮想マシン用のHDDを作成しますか聞いてきますので、新規ハードディスクの作成にチェックを入れて次へ
そうすると、別のウィンドウが立ち上がって、英語がたくさん書かれているのが出てきますが、一番上のVDIでOK
他のものは、他の仮想マシンの形式で使われているものです。
ここでは、仮想マシンのHDDを可変式にするか、固定容量にするかということです。一番上が、可変式で仮想マシン上でHDDの容量を使った分が実際のHDDにある容量になります。
2番目のは固定で、実際のパティーションに設定した容量を仮想マシン用HDDにします。
通常は1番上のままでOK
仮想マシン用のHDDを保存する先を決めます。
デフォルトだと、ユーザフォルダの中に新しくフォルダが作成されてその中に仮想マシンのHDD(ファイル)が保存されます。
また、容量の調整もします。
デフォルトの8GBぐらいあれば足りると思います。
心配でしたら、10~20GBくらい。
Createを押すと、仮想マシン用のHDDが作成されます。
ここでもう一度Creteを押すと仮想マシンが完成します。
上記のようにFedoraという仮想マシンが追加されました。
仮想マシンFedoraをクリックして設定を押すことができます。
ネットワークや仮想マシン上でUSB機器を使えるようにする設定等があります。
次回は実際に仮想マシンにFedoraをインストールをしてみたいと思います。